モデルやセレブたちが使うバッグがトレンドとして
重要視されている現在。
もはやバッグは「荷物を運搬する道具」からファッションの
アイテムの一つに進化した、といえるでしょう。
そんな、進化系バッグ、日本での歴史は
どうなっているのでしょうか…。
「カバン」という言葉で考えるなら、異国文化が正式にやってきた
頃…やはり、文明開化の頃、となるでしょうか…。
しかし、「カバン」を「荷物を運ぶための道具」と考えるなら。
日本の「カバン文化」もそう短くはない、と言えるでしょう。
記録では、平安時代に、小さな巾着袋をすでに持ち歩いていました。
これには火打ち石をいれていたようです。
鎌倉時代の頃、一家の主婦は一家の中で主婦権の(家計を預かる)
証として、財物を入れた「袋」を管理していた、とあります。
その一家の中心である女性を「オフクロサマ」と呼んでいたのが
今の時代で使われている母親の総称「オフクロ」の語源と
なっているといいます。
おそらく、どこの国でも同じことがいえると思うのですが、
「貨幣」という存在が発生した時点で、「貨幣を入れるいれもの」
が、発生するのではないでしょうか。
それだけで、もう、カバンの歴史の始まりですし、
もっと古くは、生活に密着した時点での始まり、
例えば、狩をした獲物を持ち帰る、収穫した作物を運搬する、
など、歴史的な事柄に残り得ない時代からのカバンの形が
存在することは、容易に想像できることでしょう。
そんな長い「荷物を運ぶための入れ物」の歴史も
時は流れ、江戸時代にかけては、様々なものが登場します。